うつは脳の情報処理能力低下という表現・・・らしいです [病気について]
うつ病は多様な症状が出現します。不眠、食欲低下、疲労感、ダルさ、頭痛、肩こり等の身体症状。意欲の低下、億劫感、憂鬱、不安、イライラ、絶望感、悲哀、孤独等の感情面での症状などはすでにご存知の方も多いと思います。
うつ病の患者さんに「うつ病は脳の情報処理能力低下です。」という表現をよく使います。患者さんの訴えのなかに「記憶力が落ちた。」、「人の話す言葉が理解できない。」、「一度に一つのことしかできない。」「ボーとして信号無視した。」「運転中追突事故を起こした。」など多数あります。
経験済みです・・・
脳の情報処理能力低下と表現すると、ほとんどの患者さんに理解してもらっています。視覚・聴覚からの膨大な情報が処理できなくなっているのです、それで先ほどのような症状が出現するわけです。それまでは優秀なコンピューターが何らかの原因で処理速度が著しく低下した経験をお持ちの方も少なくないと思いますが、それと似たところがあります。
脳の情報処理能力低下という観点で治療法を考えると、処理能力は薬物療法で向上させます。しかしすぐには回復しませんので、現時点の能力でも処理できるよう脳に入ってくる情報量を少なくすることが重要です、つまり休養することです。
薬物療法はボーっとなります・・・
薬物療法と休養だけでは、会社で仕事ができるレベルまではなかなか到達しませんので、ある程度回復した時点で今度はリハビリ治療が必要になります。しかしながら精神科の医療機関で実施されているデイケア等の内容では、就労可能なレベルには程遠く、復職するためには不十分です。 うつ病で休職中の方にとって、現在最も効果的なリハビリは、実際の職場で計画的に少しずつ負荷をかけていく方法です。これは復職できるかどうか判定する精度の高い検査にもなります。
しかし、復職前にリハビリ勤務することが認められている会社員は少数です。今後人事制度を改正して普及させていく必要があると思います。「きちんと治るまで休め」という考えはもう古いということだそうです。
理想と現実は ほど遠いです・・・・ ファイト~
------ この記事は 精神科 本当の話 ブログより -----
>おとないちごさん
ご訪問&Nice ありがとうございます
by エコピーマン (2010-06-02 18:04)
なんか、まとまった分かりやすい文章でしたが、それを読んでも最後にちゃんと頭に入らないというのは、まさに情報処理能力が落ちていると言うことなんでしょうね(-_-;)。
by のろ (2010-06-02 19:00)
脳の情報処理能力低下、なんとなく、わかります。
復職前のリハビリは大事ですね。なんとかならないものかと思います。
by cobooo (2010-06-02 20:30)
脳の機能回復には、やっぱりリハビリが必要ですよね。
自分ひとりでやるのも限界があるし、
もっと広く就業支援サービスが受けられるようになればと思います。
by こだっく (2010-06-02 20:42)
>のろさん
文章を読んでいるとき 相手の言っていること
その時点では 理解できるのですが 「わかりましたか」 言われると真っ白だったりします
コメントありがとうございます
by エコピーマン (2010-06-02 23:52)
>coboooさん
医学的に解明されることが いちばん大切なんじゃないかと・・・
仮説のままでは いつになっても一人歩きになってしまい
患者の 現実社会の悩み・苦しみはなくならないのでしょうね
by エコピーマン (2010-06-03 00:02)
>こだっくさん
私も 個人でのリハビリは限界を感じています
個人レベルで それができるのなら みなさん悩んだり・苦しんだりしないと思うのですが 甘えなのでしょうかね・・・
コメントありがとうございます
by エコピーマン (2010-06-03 00:13)
これって気落ちだとか精神的なものから情報処理能力低下していくんですか?
だったら、逆に言うと、情報処理能力を上げると治るものなんでしょうか?
by モカ (2010-06-03 00:51)
>モカさん
お久しぶりです
そう単純なもではないです 脳内伝達物質のバランスが崩れた状態 何らかの原因・回避できない長期間または・強いストレスに
さらされると 脳がエラーを起こし修復不能状態になります
医学的に 未だに医学的に解明されていないので あくまで
仮説の段階です これは単なる「わかりやすい表現」ということです
コメントありがとうございました
by エコピーマン (2010-06-03 06:37)