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父の肺小細胞癌  父が抗がん剤治療を拒否してしいました [私のひとり言]

     

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              -----  ワンコの散歩中見つけた ネジバナ ラン科多年草です 可愛いいでしょ  ------

      父が 抗がん剤治療の点滴の針が痛くて 耐えられないと 治療を拒否してしまいました

       血液検査の結果では 今抗がん剤治療ができるという医師の提案を拒否したのです

      抗がん剤治療をしないなら この病院に入院している意味がないので 医師の通達で 

         緩和ケア対応病院へ転院・入院待ちということになり 現在自宅療養中です

         抗がん剤点滴治療の副作用もほとんどなく 私は何故受けないのか不思議でした

       点滴の針の痛さなんて そうたいしたことじゃないと思うのですが(経験済み) 

       血管がもろくなっていて ちょっとしたことで破れたりして 痛いようですが

         こればかりは 本人の意思なので話をしても 聞かないだろうし・・・・

            あれほど 身体に気を遣い 生きることに執着していた父が・・・

 

 癌治療において このような患者さんもいるそうなので 精神的に病んでいるのか 苦痛に負けるのか

       紹介された 緩和ケア対応病院で 医療相談員社会福祉士 緩和ケア専門医師と

              今後につて話し合いをしました 本人は息苦しい 咳がひどいなど 

             何か起きたとき怖いということで入院を希望しています

     私にもどうされたいですかと尋ねられたのですが 私は本人の意思を尊重したいので

                  そういうニュアンスを伝えました 

               今のところ空きがなく順番待ちのようです

       緩和ケア病床も14床しかなく そこに入れるかどうかもわからないようです

           どこの施設も満員で 何ヶ月も待たないといけないそうです

 

私は精神科に受診するように言ったのですが 母に薬を貰ってきてくれなんて子供みたいなこと言ってます 

  病院は本人が受診して 問診したりして処方するのですから 特に精神科は そんな非常識なことが

            よく言えるな~って 感心しています 情けないという意味で

 母が言うには 生きる意欲がなくなっているそうです 死を受け入れたのか 治癒ではなく延命ということの

          意義を見いだせなくなったのか TVを見るか 宗教の書籍を読むくらいだそうです

 

 私がサイトカイン阻害ペプチドワクチン治療というのが認可され 福岡県で近いところは久留米大学病院

      末期の肺がん患者にも効果が期待できるということは 以前から知っていたのですが

       認可されたのは 数日前ではないでしょうか  この治療は皮下注射を週1回でいいので

          受けてみないかと 週一なら連れて行くからと提案したのですが 

       福岡から久留米まで行くことすら嫌だという感じでした これも本人の意思なので

 私の気持ちだけは伝えました  延命はせず 天命を受け入れるということなら それでもいいと思う

      私が思うのは 延命して苦しんで苦しんで 死を迎えさせたくないだけなのですから

       当初私は 緩和ケアを薦めました 私なりのこのような思いがあったからです

 

    私は 希死念慮という気持ちは理解できるので 私の病気を経験した方はわかると思います

            普通 健全な人は死というものを考えないと思うのですが

               この状況から逃れるためには そうするしかしかない 

    眠るとき このまま起きなければいいのに できれば交通事故で誰か轢いてくれないかな~ 

              癌にでもなっても末期まで病院には行かないようにしようとか

          一酸化炭素中毒がいちばん苦しまなくて 眠るように逝けるようだとか

             頻繁にある場所から 落ちていく自分が頭に浮かんだり

それしか 考えられなくなるのです なんの苦痛・苦悩もなくなる 楽になれる そこにあるのは「無」です

 

                    いつか娘に言われました「死にたいなんて そんなのかって過ぎる」って

        でも本人はダメ人間だから 生きている資格がないと お荷物でしかないと

        思っているのですから かって過ぎると言われても 自分自身が許せないのです  

        今は 後に残された家族 親のことを考えるとその選択はよくないと思っています

         残された人達の苦悩や後悔は 計り知れないという事実を知ったからです

 


あしあと(39)  コメント(12)  トラックバック(0) 
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あしあと 39

コメント 12

こだっく

生きる意欲、生きる張り合いがないのでしょうか。
うちの義父は脳梗塞で倒れ、しばらくは元気もあったのですが、
自分のお店(中華料理屋)を閉店して、
それから、一気に生きる意欲を無くしたような感じでした。
自分が必要とされている、そういう気持ちが大事なのでしょうね。
by こだっく (2010-07-06 17:52) 

エコピーマン

>こだっくさん
確かに 自分が必要とされているという気持ち そう思い込んでいることがは大事なことfなのでしょうね
男性は特にそういう場所(職場) 自分の居場所がなくなるのは
精神的に 応えるのでしょうね
コメントありがとうございました
by エコピーマン (2010-07-06 21:22) 

gwan3

そうですか。
第三者がコメントするのは難しいですが、苦痛や苦悩は生きていればこその学習機会ということなのでしょうね。
魂が死後も永遠に続くのものとすればですが。
by gwan3 (2010-07-07 12:08) 

エコピーマン

>gwan3さん
私は 父は天命を受け入れたのではないかと思っています
魂となって 違う世界へ行くことを信じて 真実はわかりませんが
うつがあるのなら 考えは変わるのですが

私は 死後は「無」と考えていますので 愛してくれたひとたちの
心の中に そのひとは生き続けると考えています
難しい問題にコメントいただき ありがとうございました 
by エコピーマン (2010-07-07 14:34) 

エコピーマン

>kakasisannpoさん
お久しぶりです お元気で世界を転々とされていますね
何よりです 習慣の違い ご当地グルメが私は楽しそうです



by エコピーマン (2010-07-07 14:41) 

のろ

ガンではないのですが、父の最後が近い時に、母と一緒に医者に呼ばれて、延命措置を望むかどうか聞かれました。私は、管だらけになって、話も出来なくなって、機械に生かされているような状態は、かわいそうに思えたので、延命は無しでお願いしますといいました。
でも、いざ亡くなった時には、ホントに全く延命処置をしなかったらしく、病院に着いた時には、もう亡くなった状態でした。ホントの最後はどんな様子だったのか、苦しまずにいけたのか、最後の言葉はあったのか・・・あとになってから悩んだりしてしまいました。
話はそれましたが、まだ処置する方法があるなら、受けて欲しいとも思われます。天寿を全うしましたと言えるようにして欲しいです。父もまた、早すぎて、天寿を全うしましたと言えないような気がして・・・。
by のろ (2010-07-07 19:05) 

エコピーマン

>のろさん
お父様の最期を看取れなかった無念と後悔が のろさんの脳裏を
かすめるのですね できれば看取れる延命はしてほしかったですね 
私もやはり 安らかな最期を看取りたいと考えています
私自身も家族に看取られて しあわせだったと感じたいし
感謝の言葉も伝えたいです
心臓は停止しても しばらくは周りの声は聞こえるそうです
脳死までには タイムラグがあるそうです
脳死の場合は 人工心肺により 肉体だけがしばらく植物状態で
生きているだけです いずれ死が訪れます
私は脳死の場合 人工心肺による処置は止めるように言ってますが
家族が その時どう判断するかはわかりませんが
私は父本人の意思を尊重したいと思っています
 
難しい問題にコメントいただきありがとうございました
by エコピーマン (2010-07-07 21:05) 

ヤッペママ

エコピーマンさんの記事についてコメントは出来ませんが
私も本人の意思を最重視すると思います。
元気なうちに意志の確認をしておく必要性も感じています。

by ヤッペママ (2010-07-07 22:25) 

エコピーマン

脳死の判断は 日本人特有のものがあり その時になってみなと
意外と人は 受け入れがたいようでう 脳死の判定か下されたら
もう100%と甦生することはあいりません でも身内はなかなか受け入れられないのが現状です 冷静に対処できないのです
そうなってみないと想像できない 受け入れられないのです
また 医療費の無駄使いとい ドナーの問題もあるますし
コメントありがとうござました

by エコピーマン (2010-07-08 16:51) 

A2Z

私の状況は少し「たぃ」さんの状況に似ています。
無理しない為に休職という名前の無給にしています。
「死」特に自分で選択するものに関してはやはり家族や周囲の方々の苦痛を考えると私には選択できません。但し、病気が本当に回復しない状態だったりする場合はご本人の事前の意思確認でなんとかしなければならないと思います。どんな病気でも「死」がまじかに迫った状態の患者さんは病気のせいや薬のせいで意識もうろうとなります。そうなってからでは意思確認は難しくなりますが訴えだけは行うものだと思います。人としての尊厳を維持するための行為はどのような事でも必要なことのように感じます。私も知人が15年ぐらい前に亡くなりましたが、最後は見ていられませんでした。有給をすべて使って病院にいました。
当時は尊厳死等という言葉は皆無でとにかく生かす治療しかしていなかったので、本人の苦しみと言ったら文章では書けません。最後はその方のお母さんが「この苦しみを無くしてあげてください。覚悟を決めました。」と言っても医者はとにかく延命治療を行い、もうなんと言ってよいか。当時の事を思い出しました。そのお母さん、いろいろな医療器具の電源をすべて抜くという行為にも及んでいました。遠隔監視していた看護士がすぐ飛んできて医療器具は元に戻りましたが。
エコピーマンさんの件に関しては個別にコメントできませんが、私の体験談を記載しました。


by A2Z (2010-07-09 00:18) 

エコピーマン

>A2Zさん
お知り合いの方もまわりの方達も さぞ辛かったのでしょうね お母様のされた行為もお気持ちわかるような気がします 
私の父は脊髄や脳に転移しやすく転移するとそうとうな苦痛があるということも調べました
現在は 延命治療か緩和ケアか本人が選択できる時代になり
または 延命治療の途中で 癌であれば手術 放射線治療 抗がん剤治療その人の状況により医師が選択肢を出していく または希望する
日本は第一選択肢は手術優先で 放射線治療は先進国の中ではかなり低いそうです米国は7割弱 日本は3割にも満たないそうです 日本の医師は放射線治療の効果にあまり関心がないということでした 不思議な気持ちもします
父の場合 悪性の小細胞癌で既に 遠隔転移期で 手術もできない 放射線治療も無理な状況 抗がん剤か 緩和ケアの2つの選択しかなかったのです また肺小細胞癌はステージが初期の段階でも 厚生労働省のガイドラインによると 肺切除手術をおこなっても 他の治療法でも治癒 延命率の有意性は認められないとあります
それだけ悪性ということです
辛い記憶を思い出させてしまって申し訳ありませんでした
コメントありがとうございました
by エコピーマン (2010-07-09 01:55) 

sak

つい先日、友人が癌で天に昇ってしまいました
あまりにも早すぎて...
身体には自信を持っていたのでほとんど検診とか受けていなくて
わかった時は全身転移で余命3カ月だったそうで...
でもその人には守らなければならないものがあって
それから2年、あらゆる治療を受け入れて頑張ったそうで
最期の言葉は「もういいよね。今日で終わりにするわ」だったそうです
最近いろんなことがあって、もう死にたいなぁって
>眠るときこのまま起きなければいいのに
>できれば交通事故で誰か轢いてくれないかな~ 
って気持ち、すごくわかっちゃいます
どうして生きなきゃいけない人が天に召されて
こんな人間が生きてるんだろって...
でも生きなきゃだめなんですよね
少なくても、悲しませてしまう親がいるから...
なんか、へんなコメントごめんなさい
by sak (2010-07-14 11:00) 

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